第34回日本夜尿症・尿失禁学会学術集会(旧:日本夜尿症学会)

会長挨拶

写真:

第34回日本夜尿症・尿失禁学会

会長
羽田敦子

このたび、第34回日本夜尿症・尿失禁学会学術集会を2023年 7月15日(土)16日(日)に軽井沢プリンスホテル・ウエストにて開催させていただくことになりました。

本学術集会は、日本の小児科医、小児神経医・精神医、泌尿器科医、コメディカル等が一堂に会する重要な情報交換の場です。
臨床現場に活かせる知識や技術を共有し、臨床研究を活性化させ、新たな知見を発表し、主に子どもたちの未来に還元することを目的としています。
今回で34回を迎える本学術集会は、日本夜尿症学会から日本夜尿症・尿失禁学会に名称変更して最初の学術集会となる、節目に当たります。
例年以上に、夜尿のみならず尿失禁についての学究的なディスカッションに加えて、「子どもたちの生活を守る」ための夜尿症、尿失禁医療のあり方を考える機会にしたいと考えています。

新型コロナウイルス感染症の発生から3年を経過し、その間、一堂に介しての学会開催が叶いませんでした。
しかし、このような状況であるからこそ、夜尿症、尿失禁医療に携わる皆さんとのコミュニケーションが重要だと信じ、今年は完全現地開催にしています。
そして今回のテーマは、「一灯破闇~足下を掘れ、そこに泉あり」としました。
ベテランの先生方が長年の研究と診療から得た知見を若手に伝授し、さらには夜尿、尿失禁診療を志す若手医師とともに学び、互いに刺激できる学術集会となるよう、皆さまのご参加と活発なご討議をよろしくお願いいたします。